ALLJAPAN SUPERMOTO CHAMPIONSHIP R5 MEIHAN

レース

9/17(日)名阪スポーツランドで開催された全日本スーパーモト第5戦へ参戦してきました。

名阪は全6戦ある選手権の中でも一番しっかりしたダートがあるコース。

ABコースというミニコースと、モトクロスコースを連絡通路でつなぎ、1周1分30秒ほどの長くてハードなコースです。

金曜の夜に家を出て、深夜1時にコース近くのPAへ到着して車中泊。

翌朝7時半にコースに着いてパドックの設営を行います。

土曜日は15分の練習枠が3本あります。

通常はこの練習でコースを覚えつつセッティングを詰めていくのですが

今回一番重要視しているのは

「どのタイヤで決勝を走るか?」

です。

ふつうは晴れてればスリックタイヤなんですが、なんせダート区間が長くハードなので、ダートをメインに考えればレインもあり。

ちなみに、昨年は前日の雨の影響もありコースが砂まみれで

ほとんどみんなレインタイヤで走行しました。

しかし、一昨年はスリックタイヤで調子が良かったんです。

なので

事前に溝多めなカットスリックを用意しておきました。

練習走行をどう走るか・・・

・1本目は前後カットスリックで走る。

・2本目は前後レインタイヤで走る。

・3本目は1本目と2本目のタイムが速かった方でセットを詰める。

という作戦で練習に挑みます。

走行してみた感想

1本目、カットスリックの感想は

ダート区間は意外とイケるけど、加速でリアの推進力が少なく、タイトターンの立ち上がりで遅いし、ケツを振りすぎるとかなりのタイムロスに。

でも、ターマック区間はレインタイヤを履いているライダーよりだいぶ速い。

2本目、レインタイヤはターマックでも意外といける。

フロントタイヤが、フルバンク付近で切れ込んでくる感じがあったで、ブレーキングから少しカウンター当て気味で入ると良い感触。

フロントが抜けそうになったらすぐ戻せるように身構えておく。外足力抜いて対応できるように。

立ち上がりは滑るけど結構いける。

そして、ダート区間はスリックより前に出るしフロントもグリップが強くなり、楽しく乗れるし疲れない。

※ちなみに空気圧は温感で前後1.6で試しました。雨の日は冷感で2.1とか2.2位です

という事で、2本目を走りながら

「これは絶対レインだな」

と思っていたのですが、計測してもらったラップタイム(ベストタイム)はなんとスリックと同じ。1分27秒。 

むむむ。。。そうか、タイム変わらないのか・・・

そこで、急遽3本目は

「フロントカットスリック、リアレイン」の組み合わせていく事に。

しかも、サイドの溝を1本足してもらいます。

ちなみに、僕が使ってるタイヤグルーバーは↓↓

Amazon.co.jp

これでターマックはしっかりツッコめて、ダートは立ち上がりが速い仕様になるはず!

で、走ってみた感想

ターマックは、フロントは良くなったけど、倒しこみでリアが付いてこない感じに滑り、ちょっと乗りずらい。あまりプッシュできない。

ダートはレインにくらべフロントが滑るのでイマイチ乗り切れないしなんかすごく疲れる。。。

といった感じでした。

決勝用タイヤ決定

はい。決まりました。

前後レインです。

スリックとタイム同じなら、リスクの少ないレインだと思います。

練習前、チームS,T,Fの日浦選手、長谷川選手にも

「タイヤ何でいく??」

って聞いたら、二人ともレイン一択!と言っていました。

「ターマックが低速度なので、レインでも十分いけるから、ダートを考えてレインでしょう」

との事。

この二人が言うなら間違いない。

ちなみに、ケントも両方試した結果、最終的にレインが良いと言ってました。

TMユーザーで言うと、金児選手だけ前後スリックで決勝を走るようです。

彰信は最後までフロントだけスリックでいくか悩んでいましたが

最終的にレインで決定。

そして翌日の予選タイムアタックは

KENTYが2位

僕が9位

熱中症になりかけていたアキノブは14位という結果におわりました。

レースの結果は・・・

そしていよいよ決勝スタート。

グリッドで

「みんなタイヤ何にしたんだろう?」と見てました。

ダート得意な人はカットスリックか・・・

吉田さん、イッキさん、馬場ちゃん、金児パパがカットスリックでした。

この写真拡大すると誰が何履いてるか分かりやすいですね。

で、ヒート1はスタートからめちゃハードでした

1コーナーで中島さんに押し出されながイッキさんとぶつかり

ダートのターンでもいろんな人ともみ合いになり、

後半、長谷川選手のクラッシュもあり・・・

そんな過酷なヒート1を動画にまとめたのでぜひYOUTUBEでご覧ください。

結果的に、ヒート1は12位、ヒート2は14位とイマイチな結果に。。

ケントは両ヒートとも優勝してチャンピオンの望みをつなぎました。

彰信はヒート1が9位でしたがヒート2は転倒もあり16位。

俺も彰信も獲得ポイントは7pt。

ランキングでは12位から10位へ上がりました。

そして今回の名阪はカッコいい写真を沢山撮っていただけました。

マルムシさんいつもありがとうございます!!!

そして、ウブリアーキのPVも作ってくれた

肘爆コーキ君も撮影してくれました。

レース後、カメラマンさんが撮ってくれた写真を見るのも楽しみのひとつ。本当ありがとうございます。

そして総合優勝のケントは

何とかチャンピオン獲得の可能性を残しました。

しかし、次戦、両ヒート優勝がチャンピオン獲得の最低条件。

あとはランキングトップの日浦選手のポイント次第。

かなり厳しい条件ではありますが、

みなさん応援宜しくお願いします。

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